外壁塗装っていつやればいいの?塗り替え時期の見極め方
- 樋口 理一
- 9月17日
- 読了時間: 5分

はじめに
「そろそろ外壁塗装をした方がいいのかな?」
マイホームを持つと、こんな疑問が頭をよぎることってありますよね。でも、外壁塗装っていつやればいいのか、なかなか判断が難しいものです。
「まだ大丈夫そうだし、もう少し様子を見てもいいかな...」なんて思っているうちに、気づいたら外壁がボロボロに...なんてことも。
今回は、外壁塗装の「ベストタイミング」について、創業150年の実績を持つ私たち三輪技建が、わかりやすくお伝えします!
外壁塗装の「目安」は築10年
まず覚えておいていただきたいのは、外壁塗装の一般的な目安は築10年ということです。
新築時の塗装は、だいたい10年くらいで効果が薄れてきます。もちろん、これはあくまで目安。使っている塗料の種類や、お住まいの環境によって前後することもあります。
塗料別の耐用年数
外壁塗装に使われる塗料には、いくつか種類があります。それぞれ耐用年数が違うんです。
アクリル塗料: 約5〜7年
ウレタン塗料: 約7〜10年
シリコン塗料: 約10〜15年
フッ素塗料: 約15〜20年
無機塗料: 約20〜25年
最近はシリコン塗料が主流ですが、予算やご希望に応じて、フッ素や無機といった長持ちする塗料を選ぶ方も増えています。
こんなサインが出たら要注意!
築年数だけでなく、お家の状態をチェックすることも大切です。以下のようなサインが出ていたら、外壁塗装を検討する時期かもしれません。
1. チョーキング(白い粉が手につく)
外壁を手で触ったときに、白い粉のようなものが手につくことはありませんか?これを**「チョーキング現象」**と言います。
塗膜が劣化して、塗料の成分が粉状になっている状態です。防水機能が低下しているサインなので、早めの対応が必要です。
2. ひび割れ(クラック)
外壁に細かいひび割れが入っていたら注意が必要です。
小さなひび割れでも、そこから雨水が入り込むと、建物の内部まで傷めてしまうことがあります。大きなひび割れになる前に、早めの補修をおすすめします。
3. 色あせ・変色
外壁の色が全体的にくすんできたり、部分的に色が変わっていたりしませんか?
これも塗膜が劣化しているサインです。見た目だけの問題ではなく、防水機能も落ちている可能性があります。
4. 塗膜の剥がれ・膨れ
外壁の塗装が剥がれていたり、膨れたりしている場合は、すでにかなり劣化が進んでいる状態です。
この段階まで来ると、下地の補修も必要になることが多く、工事費用も高くなってしまいます。早めの対応が肝心です。
5. カビ・藻・コケの発生
北側の外壁や、日当たりの悪い部分に、カビや藻、コケが生えていることはありませんか?
これは塗膜の防水機能が落ちて、外壁が水分を含みやすくなっているサインです。放置すると、どんどん広がってしまいます。
「まだ大丈夫」が一番危ない!
外壁塗装を先延ばしにすると、どんなリスクがあるのでしょうか?
雨漏りの原因に
外壁の防水機能が失われると、雨水が建物内部に侵入してしまいます。最初は小さな染みから始まり、気づいたときには天井から水が滴る...なんてことも。
雨漏りは建物の構造材を腐らせてしまうこともあり、修理費用が跳ね上がってしまいます。
建物の寿命が縮まる
外壁塗装は、単なる「見た目」の問題ではありません。建物を雨風から守る、大切な役割を果たしているんです。
定期的なメンテナンスをしないと、建物の寿命がどんどん縮まってしまいます。
結果的に高くつく
「まだ大丈夫」と思って先延ばしにすると、結果的に修理費用が高くつくことがほとんどです。
下地の補修や、雨漏り修理など、余計な工事が必要になってしまうからです。早めのメンテナンスが、結局は一番お得なんです。
築年数とサインの両方をチェックしよう
外壁塗装のタイミングは、築年数と劣化のサインの両方を見て判断するのがベストです。
チェックリスト
☑ 前回の塗装から10年以上経っている ☑ 外壁を触ると白い粉がつく ☑ ひび割れが目立ってきた ☑ 色あせが気になる ☑ 塗装が剥がれている部分がある ☑ カビや藻が発生している
このうち3つ以上当てはまるなら、そろそろ外壁塗装を検討する時期です。
プロの診断を受けてみませんか?
「自分で見てもよくわからない...」という方も多いと思います。
私たち三輪技建では、無料の外壁診断を行っています。一級建築施工管理技士が、お住まいの状態を詳しくチェックし、適切なアドバイスをさせていただきます。
「まだ大丈夫そうですよ」とお伝えすることもあれば、「早めの対応をおすすめします」とご提案することも。無理な営業は一切いたしませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
外壁塗装のタイミングは、築10年を目安に、劣化のサインが出ていないかをチェックするのがポイントです。
チョーキング(白い粉)
ひび割れ
色あせ
塗膜の剥がれ
カビ・藻の発生
これらのサインが出ていたら、早めの対応が大切です。
「雨漏りをなくし、憂いをなくす」
これが私たち三輪技建のモットーです。お客様の大切なお住まいを、しっかりと守るお手伝いをさせていただきます。
外壁のことで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。墨田区、江戸川区、葛飾区など、東京都内各地での施工実績が豊富です。
この記事を書いた会社: 株式会社三輪技建(創業150年) 東京都知事許可(搬-4)第63758号 一級建築施工管理技士在籍
【お問い合わせ】 ウェブサイト: https://www.miwagiken.jp/ ※無料外壁診断実施中





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